青春18切符一人旅<3日目>三徳山登山へ
<3日目>9/2
4日目の天気が良くないという天気予報を見て予定を変更。
鳥取方面に戻ることにする。 松江(6:21)→倉吉(81.8km)
なぜ松江に泊まっておきながら鳥取に戻ったのか、そして、どこへ行くかというと
三徳山三仏寺投入堂である。あまり有名ではないようなので知らない人も多いと思われるが、自分は行きたいと思っていた。
倉吉駅からバスで向かう。
入口に到着。そこから階段を上っていき、本堂へ。
道中はあまり写真を撮っていないので省略した箇所がある。
参拝登山事務所で受け付け。
注意点は二つ。
- 1人では登れない。(事故があった際に場所と状況を把握するため。前の月は4回ほど事故があったとのこと。観光気分で行くと痛い目をみる)
- 靴のチェック有。(滑りやすい靴の人は草履に履き替え。)
1人では登れないので誰かが来るのを待つ。数分後、大阪から来た二人組と交渉し、一緒に登ってもらえることになった。富山から来ていることを伝えると驚かれた。
靴のチェックについては自分はウォーキングシューズだったので大丈夫だったが、同行した二人組のうちのひとりは草履に履き替えていた。
登山開始。前日の夜の雨で地面がぬかるんでいることもあり、想像以上に大変であった。木の枝や根、岩石を利用して登っていく。その中で自然を感じることができた。
クサリ坂。巨大な岩をクサリを用いて登る。
クサリ坂を登って文殊堂へ到着。下を見るのが怖かった。ここで景色を見ながら休憩。ここまでの道のりが1番長かったし、実際の距離も長い。休憩なしでよく行けたものだと振り返る。
続いて鐘楼堂。この大きな鐘をどうやって運んだのか不思議だ。(重量2t)
ここを過ぎるとあっという間。
道行く下山者に「あと少しですよ」と声をかけられる。
そして、着いた!!!
この不思議な建築である。
「なんじゃこれ!?」と思った。
写真では凄さは伝わらないかもしれないが張っておく。
そして下山していく。道中ご老人が足を滑らせて頭を打つという現場に遭遇。下りは登りより怖いのだ。
「大丈夫ですか?」と声をかけ、大丈夫なことを確認しさらに下っていく。
そうして下山。看板を発見。世界が認める凄さといったところか。
三仏寺は世界遺産登録を目指しているらしいが、個人的には反対である。
観光地化することによるデメリットが大きすぎるからだ。
その後、茶屋で食事。そこで1人旅をしている京都のおばちゃんに出会う。
京都住みのメリットやデメリットを聞いた。
- 近くに有名な寺社があるのはいいこと。でも目が肥えすぎて、他の観光地行って寺社や庭見ても感動しなくなってしまった。
- 桜や紅葉の大混雑の時期は人が多すぎて外に出られない。
などなどたくさん話をした。
「若いうちに旅の良さを知ってるなんて素敵ね」と言われ、なんだか照れくさかった。
茶屋で食事の後はバスで三朝(みささ)温泉へ向かう。疲れを癒すためである。
温泉に入り、リラックス。そして倉吉駅に戻る。
これで3日目は終了。
青春18切符一人旅<4日目>出雲大社と大移動 - 旅と映画と読書と