旅と映画と読書と

大学4年生。普段の生活や趣味を通して感じたことを書いていくもの。

青春18切符一人旅<3日目>三徳山登山へ

<3日目>9/2

4日目の天気が良くないという天気予報を見て予定を変更。

鳥取方面に戻ることにする。 松江(6:21)→倉吉(81.8km)

 

なぜ松江に泊まっておきながら鳥取に戻ったのか、そして、どこへ行くかというと

三徳山三仏寺投入堂である。あまり有名ではないようなので知らない人も多いと思われるが、自分は行きたいと思っていた。

 

 

倉吉駅からバスで向かう。

 

f:id:bibunhouteisiki:20140918170536j:plain

入口に到着。そこから階段を上っていき、本堂へ。

道中はあまり写真を撮っていないので省略した箇所がある。

 

参拝登山事務所で受け付け。

注意点は二つ。

  • 1人では登れない。(事故があった際に場所と状況を把握するため。前の月は4回ほど事故があったとのこと。観光気分で行くと痛い目をみる)
  • 靴のチェック有。(滑りやすい靴の人は草履に履き替え。)

 1人では登れないので誰かが来るのを待つ。数分後、大阪から来た二人組と交渉し、一緒に登ってもらえることになった。富山から来ていることを伝えると驚かれた。

 靴のチェックについては自分はウォーキングシューズだったので大丈夫だったが、同行した二人組のうちのひとりは草履に履き替えていた。

 

登山開始。前日の夜の雨で地面がぬかるんでいることもあり、想像以上に大変であった。木の枝や根、岩石を利用して登っていく。その中で自然を感じることができた。

f:id:bibunhouteisiki:20140918221028j:plain

 クサリ坂。巨大な岩をクサリを用いて登る。

f:id:bibunhouteisiki:20140918171459j:plain

クサリ坂を登って文殊堂へ到着。下を見るのが怖かった。ここで景色を見ながら休憩。ここまでの道のりが1番長かったし、実際の距離も長い。休憩なしでよく行けたものだと振り返る。

f:id:bibunhouteisiki:20140918171350j:plain

続いて鐘楼堂。この大きな鐘をどうやって運んだのか不思議だ。(重量2t)

f:id:bibunhouteisiki:20140918223740j:plain

ここを過ぎるとあっという間。

道行く下山者に「あと少しですよ」と声をかけられる。

 

そして、着いた!!!

この不思議な建築である。

「なんじゃこれ!?」と思った。

写真では凄さは伝わらないかもしれないが張っておく。

f:id:bibunhouteisiki:20140918224152j:plain

そして下山していく。道中ご老人が足を滑らせて頭を打つという現場に遭遇。下りは登りより怖いのだ。

「大丈夫ですか?」と声をかけ、大丈夫なことを確認しさらに下っていく。

 

そうして下山。看板を発見。世界が認める凄さといったところか。

三仏寺世界遺産登録を目指しているらしいが、個人的には反対である。

観光地化することによるデメリットが大きすぎるからだ。

f:id:bibunhouteisiki:20140918221606j:plain

 

その後、茶屋で食事。そこで1人旅をしている京都のおばちゃんに出会う。

京都住みのメリットやデメリットを聞いた。

 

  • 近くに有名な寺社があるのはいいこと。でも目が肥えすぎて、他の観光地行って寺社や庭見ても感動しなくなってしまった。
  • 桜や紅葉の大混雑の時期は人が多すぎて外に出られない。

などなどたくさん話をした。

「若いうちに旅の良さを知ってるなんて素敵ね」と言われ、なんだか照れくさかった。

 

茶屋で食事の後はバスで三朝(みささ)温泉へ向かう。疲れを癒すためである。

温泉に入り、リラックス。そして倉吉駅に戻る。

これで3日目は終了。

 

青春18切符一人旅<4日目>出雲大社と大移動 - 旅と映画と読書と